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かび対策

カビはゴキブリよりも生命力が強いとも言われ、パソコンやフロッピー、レンズなど意外な場所にも発生します。
また人間の皮膚や内臓でも繁殖することがあり、ダニのえさにもなるため家族にアレルギーのある人がいる場合は特に注意が必要です。
カビの生えやすいこの季節、しっかり予防と対策を行いましょう。


かび発生のメカニズム
1. カビの胞子がある
2. カビの成長を促す条件がそろっている
  カビが育ちやすい条件
温度・・・・・ 5℃〜45℃の間で繁殖。とくに25℃前後になると活動が活発になる。
湿度・・・・・ 15%以上で発生。70%前後が繁殖しやすいと考えられている。
栄養・・・・・ カビの栄養源となるものがある。
■食べ物、石けんかす、垢などの有機物
■木材、たたみ、電子部品、金属、接着剤、ガラスなど
酸素・・・・・ 少量でも酸素があれば育つ
3. 2の条件がカビの育つ期間持続する
上記の条件がそろうとカビが発生します。湿気が多く、カビにとって適温である梅雨時はカビが発生しやすい時期です。また育ちづらい環境になった場合もカビは胞子を飛ばして子孫を残す活動を行うので、対策が必要です。


カビの予防法
雨の日以外は窓を開け換気を心がける。窓を2箇所以上開け、通気を良くするのがポイント。
押入れやふすまも開けて空気を入れ替える。
除湿機などを利用し、湿度を下げる。
結露はふき取る。
洗濯物の部屋干しはなるべく避ける。
カーテンやドアはまめに開け閉めを行い、空気のよどみを作らない。
エアコンの運転によって内部のカビが撒き散らされることも。こまめに掃除を。
台所でコンロや水を使っているときは換気扇を回す。カビのえさとなる食べ物の汁はまめにふき取る。
家具は5cm〜10cm程度壁から離しておくと、空気が通りやすくなりカビ防止になる。



カビが生えてしまったら
浴室 1 カビ取り剤をカビの発生箇所へ塗り、ティッシュペーパーを貼り付ける。
2 30分程度そのまま置き、歯ブラシでこする。(目地を傷めないよう注意)
3 熱いシャワーをかけ、結露防止にさらに冷水をかける。
4 最後に水滴をふき取り、換気を行う。
●すのこは固形ワックスを塗ったり、日に当てるなどの対策を。
押入れ ○消毒用アルコールを拭きつけ、使い捨ての雑巾でカビが散らないようにふき取る。
○押入れを締め切り、除湿機を2時間程度かけると湿度がかなり抑えられる。
●市販の湿気取りや炭を押入れに入れておくのも効果あり。
下駄箱 1 泥やほこりをぬれた雑巾でふき取ったあと、カビ取り剤でふく。
2 さらに消毒用アルコールでふき、乾燥させる。
●市販の湿気取りや炭を押入れに入れておくのも効果あり。
エアコン ○フィルターの掃除を行うのと同時に内部の乾燥を心がける。
●冷房を使う前に窓を開け、30分程度送風運転を行うことによりカビの胞子を外に出すことができる。
●就寝前などエアコンをオフにする前に30分程度送風運転をすることによってエアコン内を乾燥させることができる。
洗濯機 1 50℃程度のお湯(洗濯機の耐熱温度を確認)を高水位まで入れる。
2 さらに酢を200t入れ、一晩そのまま置く。
3 翌日10分程度洗濯機を回し、水でよくすすぐ。
●洗濯槽クリーナーも効果的。使用しないときは水分をふき取ったり、ふたを開けたりして乾燥した状態にしておく。
○漂白剤溶液をつけた雑巾で拭き掃除。その後、充分に乾燥させる。
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